先月のパネルディスカッション

ここでも告知をいたしました9月1日のパネルディスカッションの記事が立正佼成会さんのHPに掲載されていました。
http://www.kosei-kai.or.jp/news/2013/09/post_2759.html
パネルディスカッションとありましたが、パネラー4名が一人ずつ10分話をして、それについて司会の方がコメントをするというもので、ディスカッションは皆無でした。(ちょっと物足りなかったですね^^;)
2500年前にお釈迦様が「人生は苦」だとして、四苦八苦や「苦」の解決法を説いてくれたわけですが、では2500年経って、その苦しみの一つでも解消されたのかと考えた時、生活は便利になっても、「苦」はなにも解消されていないということを自覚することが大切。その時、人間の愚かさや弱さに気付くことができ、それゆえにお互いに支え合っていくことが可能になるのではないでしょうか、、、みたいなことをお話させていただきました。

寺院と自治体の災害協定

先月、浄土宗学術大会というものが開催され、私も浄土宗総合研究所の研究員として発表したのですが、その発表が仏教専門新聞「中外日報」に掲載されていました。
http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20130926-002.html
私が担当した発表は、横浜市鶴見区と鶴見区仏教会(区内の寺院の連合体)が結んでいる災害時の協定についてでした。
大災害が起きた時に、遺体の安置場所は公立の体育館が指定されているのですが、収容しきれない場合は区内寺院が安置所として施設を提供するというもの。
ただ調べてみると、十数年前に締結して以降、見直しはなく、現在、その協定について知っている人はほとんどいないというのが実状でした。
小学生の時、避難訓練は半分お遊び感覚でしたが、やはり継続して、いざという時の意識を持ち続けることが大切なのでしょう。
同様に災害協定も、締結して終わりではなく、定期的に双方が話し合いの場を持ち、意識を持ち続けることが肝要と思います。

10月のライフエンディング研究会

10月のライフエンディング研究会は10月28日(月)18時半から開催します。
場所は武蔵境駅周辺になります。
今回はアメリカにある遺児支援施設ダギーセンターが作成したDVD「自死(自殺)への理解を深める~ダギーセンターに通う子ども・家族の声から~」を鑑賞したいと考えております。
研究会のページをお読みになり、もしご興味を持たれた方は問い合わせフォームからご連絡ください。