2019年3月に東大病院の患者サロンというところでお話をしたことがあります。
入院・通院とわず、東大病院にかかっていらっしゃる患者さんやそのご家族のために、月に1回開かれるもので、毎回、最新治療法や保険の話など、多種多様なテーマとなっています。
その時の私のテーマは「心を落ち着けるには?『生きる』を考える」というもので、東大のサロン担当の先生に考えていただいたものでした。
重いテーマですが、私がそんな重厚な話ができるわけもなく、仏教の生老病死の話をいつもの感じでさせていただきました。
あれから2年が経ち、私の記憶も薄れてきたころ、再びご依頼をいただきました。
コロナの為、オンラインでの患者サロンとのことです。
参加される方の顔の表情が分かりにくいのと、話の脱線がしずらいので、どちらかといえばオンラインは苦手なのですが、東大病院で坊さんが話すという事実を積み重ねることは、医療と宗教の垣根を超える一助になるのではと思いまして、お受けすることにいたしました。
まあ肩ひじ張らずに気楽な感じで進めたいと思っております。
【2021/5/27】オンライン患者サロン「気持ちのつらさを分かってほしいとき~医療者以外への相談」を開催いたします。どなたでも参加できます。 – 東京大学医学部附属病院 がん相談支援センター (todai-gansodan.jp)