七月のライフエンディング研究会

7月31日に開催したライフエンディング研究会の記事が中外日報に掲載されました。
7月は大学生が中心になって運営する「終活ねっと」についてでした。
参加者から厳しい意見も出ましたが、期待の表れでもあったように思います。
若い彼らだからこそ書ける正確な、顔の見える記事を期待しています。
記事PDFは↓をクリックしてください。

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1月のライフエンディング研究会

1月のライフエンディング研究会を中外日報さんが取り上げてくれました。
この日は、小金井祭典の是枝嗣人社長に、子どもの葬儀のお話をしていただきました。
やはりお子さんの葬儀は悲しみも深く、そうしたなかで、いかに親御さんやご家族に納得のいく見送りをしていただくか、葬儀社さんの工夫や努力がうかがわれるお話でした。

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10月のライフエンディング研究会

10月の研究会は10月29日(火)19時~21時、武蔵野プレイスにて開催しました。
今月は、日本財団の職員さんに遺贈についてお話いただきました。
遺産を社会貢献活動に使ってもらいたい、そんな人々の思いの受け皿になるのが、遺贈というシステムです。
遺贈の相談のはずが、それだけにとどまらず、ライフエンディングに関する様々な相談になっていくことが多いようで、終活支援という側面もあるように感じました。
今回は17名も参加がありました。
当初は5,6名の参加者でしたが、徐々に参加をしてくださる方が増え、現在は10名を超えることが当たり前になってきました。
主催者(?)としては、嬉しいと同時に、ライフエンディングの問題がますます喫緊の課題になっている裏返しにも感じます。
現在使用している武蔵野プレイスの部屋は、定員13名・20名・40名とあるのですが、このまま増えていくと40名部屋を借用することになるのかとちょっとうろたえています。
研究会後は、8名で懇親会に行き、議論を深めることができました。

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9月のライフエンディング研究会

更新が滞っていて、すみません。
ライフエンディング研究会の報告です。
9月の研究会は9月29日(火)19時~21時に開催しました。
現在、郵送で遺骨を送り、永代供養してもらえるサービスがいくつかの団体・業者によって行われるようになっています。
お骨を荷物と同じように郵送してしまうことに違和感を覚える人も多い一方、遺骨の扱いに困る人が増えてきているのも事実なのでしょう。
研究会では、そのような送骨ビジネスについて行政書士さんにお話いただき、その背景にあるものについて議論をしました。
12名の参加があり、その後、懇親会に10人が参加し、議論をさらに深めました。

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7月・8月のライフエンディング研究会

7月のライフエンディング研究会は20日(月)に武蔵野プレイスで開催されました。
この日の参加者は12名。
テーマはチャイルドライフスペシャリスト(CLS)についてでした。
CLSとは、病院にいる(入院・通院)子どものケアを専門とする職業で、現在は欧米で資格を取得することができます。
今回は、この夏からアメリカに留学をして、CLS取得を目指す私の知人に無理をいってプレゼンをしていただきました。
主に遊びを通じて、病気を抱えた子ども・家族が治療中の子どもに寄り添うことになるのですが、当然、子どもが死を迎えることもありますし、子どもが親・兄弟を見送らねばならないこともありますから、過酷な仕事でもあります。
まだまだ日本では耳慣れない資格ですが、話を聞いていますと、その必要性がよく分かります。
そのためか、参加者からは次々と質問が出て、あっという間にお開きの時間に。
続きは3年後、知人がCLSとなって帰国した時にということになりました。

8月のライフエンディング研究会は18日(火)に武蔵野プレイスにて行われました。
今回は参加者、16名の盛況。
テーマは①自殺対策円卓会議、②普門院診療所の訪問報告、でした。
自殺対策円卓会議の世話人である竹島さんに会議の趣旨をお話いただき、参加者との質疑の時間としました。
普門院は、栃木県益子町にある真言宗豊山派のお寺なのですが、ご住職が医師でもあり、そのご住職が境内に診療所や老人保健施設を設置して、運営しているのです。
そちらに私と以前に講師をお願いした岡村さん、私の同僚Tさんと訪問をしたので、その報告でした。
今回もあっという間にお開きの時間となりましたので、近くのお店でその続きと相成りました。
(なんと16人中、15人が参加!)
写真は8月の様子です。

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6月のライフエンディング研究会

6月29日にライフエンディング研究会の定例会を開催しました。
今回は新宗教教団のGLAの広報担当の方にお越しいただき、教団としてのライフエンディングへの取り組みをお話いただきました。
参加者はGLAのお二人を含めて、16名。
教団独自の葬儀や八ヶ岳に納骨施設を建設するなど、しっかり時代に合った取り組みをされていらっしゃるGLAさん。
会員のご家族と葬儀社の間に、信者さんのボランティアが葬儀コーディネーターとして入り、しっかり遺族が納得できる葬儀が行えるような体制を持っていたり、納骨施設が信仰と直結していたり、大きな学びとなりました。
参加者からは、たとえば、葬儀コーディネーターはどう育成するのか、後継者が信仰を変えた場合に遺骨の返還を求められたらどうするのか、といった、さまざまな角度からの質問が出され、活発な研究会となりました。
私は、GLAの納骨施設の話を聞きながら、寺院と境内墓地というのも、信仰と納骨施設が一体化したものかもしれない、今はそういう認識が薄らいできているが、、、などと思いを巡らしていました。
7月3日の中外日報に研究会の記事が掲載されていますので、研究会の写真とともにこちらに貼付いたします。

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ライフエンディング研究会・小平霊園ツアー報告

5月27日、ライフエンディング研究会で小平霊園ツアーをおこないました。
真夏のようなひざしのなか、15時に小平霊園管理事務所前に集合。参加者は遅れてこられた方を含め9名でした。ガイドは近藤石材店の渡邉さんにお願いしました。IMG_2016
まずは、合葬墓を見学。こちらは1号墓・2号墓が並んでいます。
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向かって左の1号墓は平成10年、右の2号墓は平成20年にできたようです。都内に3年以上継続して居住している人が申し込めます。
毎年10月1日(都民の日)には献花式をおこなっているのですね。
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1号墓の献花台です。1号墓・2号墓をひとつの屋根がつなぐようになっています。
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こちらに納骨する際には、献花台の上に骨壺や位牌を安置して、読経等を行ない、実際に納骨施設のなかには職員のみが入ります。合葬墓の裏手にその入口が見えます。こちらから職員が地下に入っていくのでしょう。
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合葬墓に入っている方のお名前は、希望されれば、かたわらに立っている墓誌に刻むことができます。(有料)
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続いて、最近できた小型芝生埋蔵施設に移動です。
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白い石板になっているのは、まだ使用されていないところですから、新しい墓所ということが分かります。開けてみたらゲジゲジさんが慌てて出てきました。こちらもビックリしました(@_@。
中の構造の説明が掲示されていました。
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蓋をあけるとすぐカロート(収骨室)になっていて、使用時は、家名等を記す墓石と蓋石が一体となるタイプです。
こちらは都内に5年以上継続しての居住が条件となっています。貸付時使用料は2平米で172万円ということで、見た目は小スペースのお墓と思いますが、実際は2平米を使用するのですね。小平霊園の一般墓所使用料1平米あたり80.6万円とくらべて、割高に感じますが、通常、2平米の一般墓所を建てるには、工事費(石代など含む)が150万円前後かかることを考えると、こちらにはおそらくそこまでかからないでしょうから、コストは高いとはいえないかもしれません。
墓石のタイプは主にこちらの2種類があるようです。
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右のお墓は、花立を墓石内に組み込んでいるタイプ。左は墓石の前にお花を斜めに寝かせるようになっています。左端の底の部分には、水が抜ける穴が開いていて、おそらく腐ることなく、枯れていくようにと考えられているのでしょう。参加者のみなさんは、左のスタイルが目新しかったようです。
芝生墓地ですので、お線香は芝に燃え移る可能性があり、あげられないようになっています。お線香は芝生墓地を見渡せるところに設置された線香台にてあげることになります。
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ここで納骨をする際には、僧侶はどうするのかな?などと考えていましたが、ゴザでも敷いて、正座をして読経するのが墓石のサイズとマッチするような気がしますね。

さて、続いて、噂の樹木墓地・樹林墓地に移動です。
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こちらが樹木墓地。

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そして、こちらが樹林墓地です。
すみません、分かりにくい写真ばかりで…。
どちらも最近できたばかりの墓所で、木が生い茂っているという状態ではなく、まだまばらに植えられています。
樹木墓地・樹林墓地とも都内に3年以上の在住が条件。どちらも遺骨を納骨袋に入れての埋葬になるそうです。樹林墓地は、遺骨を粉状にして(粉骨)埋葬することも可能で、そちらの場合、使用料も安くなります。どちらも職員だけで行われるので、遺族は立ち会えません。
樹林墓地はこの樹林のある小高い丘の下に、共同の埋蔵施設があり、そこに職員が埋蔵(多くの遺骨と一緒に埋葬という形)、遺骨ですと1体13.1万円、粉骨で4.3万円と資料には書いてあります。
一方、樹木墓地は、シンボルとなる樹木の周辺に遺骨を個別に30年間埋蔵し、その後、共同埋蔵になる仕組みだそうです。こちらは1体18.4万円、基本的に粉骨は設定されていないようです。
ガイドをしていただいた渡邉さんも立ち会ったことがないので、職員さんから聞いたお話ということで説明してくださいましたが、都でやっていることなのだから、写真等で情報を開示できないものかと私などは思ってしまいました。多磨霊園の合葬墓でお勤めをすることがありますが、遺骨は職員さんが持って行ってしまい、どのような部屋や棚に安置されるのか、遺族が知る由もないというのは、何か釈然としないものがありますね。
その後、ツアー参加者の縁の人が眠るお墓にお詣りをしたり、壁墓地や芝生墓地を見学したりしまして、2時間にわたる充実したツアーはお開きになりました。
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小平霊園をゆっくり歩くのは今回が初めてでしたが、道が広々としていて、うっそうとした木々もなく、とても開放的で明るい霊園だなと感じました。都営霊園でありながら、小型芝生墓地や合葬墓、樹林葬・樹木葬など、新しい形態のお墓が続々とあらわれ、またニーズもあるようですので、今後も小平霊園を現代のお墓事情の羅針盤の一つとして観察していきたいと思います。
※今回の報告にある使用料等は変更される可能性がありますので、最新・正確な情報は東京都公園協会のホームページや霊園管理事務所にてご確認ください。