毎年6月10日に港区芝・増上寺を会場に自死者追悼法要が催されます。
今年で6年目を迎えます。
ご家族や恋人、大切な方を自死で亡くされ、悲しさやつらさを一人で抱えていらっしゃるご遺族は少なくありません。
この法要では、自死遺族の方々が、亡き人とゆっくり向きあい、語り合えるような場となることを目指しています。
http://d.hatena.ne.jp/tomoniinoru/
作成者アーカイブ: Yukan@Renpouji
お坊さんと話す機会
最近は、僧職系男子に癒されたいといった人が増えていると耳にします。
お坊さんと交流するイベントやお寺で開催されるカフェも盛況のようです。
菩提寺がない方はそういうところに行くしか僧侶と触れる機会がないのかもしれませんが、もし菩提寺とお付き合いがあるなら、わざわざそういうところに行かないで、菩提寺の和尚さんと飲みにでも行けばいいのになと思ってしまいます。
お坊さんの恰好をして、一般人/僧侶の線引きが明確な状況では、僧侶は、ある意味、武装していると言えますし、外見を装おうことで自分を守っているとも言えます。
意地悪な見方をすれば、「僧侶」という殻をかぶって、自分をさらけださなくて済むとも言えるかもしれません。
(参加する一般の方も、「僧侶」というあるべき姿・理想像を求めているとしたら、それで良いのかもしれませんが。)
その点、飲みにいけば、鎧を外した状態ですから、その僧侶個人の人間性が見えてくる。外面を装っているだけなのか、中身も僧侶らしい何かを持っているのか、持っていなくても人間的に面白い人なのか否か、、、
いつもは真面目な法話しかしない和尚さんが飲んでみたら意外と人間らしい人だったという発見が待っているかもしれません。
数年に一度の法事の時だけの付き合いではお互いによく分かりあえるわけはないわけで、たまに飲んで本音で話すことが、ひょっとすると良い法事・良い葬儀につながっていくのではないかと睨んでいます。
(ちなみに私も檀家さんと飲みに行くことがございます。問い合わせフォームからお気軽にお声掛けください(笑))
先月の大雪
ずれる妙味
3月2日に竹橋にある学術総合センターにて開催された厚労省科研パネル討論会「自殺総合対策に必要な融合的研究:その
統計学、保健学、経済学、宗教学、リスクシステム情報学など、さまざまな分野の専門家からの発表があり、私の理解力を超えた難解なものから、なるほどと得心できるものまで、お腹いっぱいならぬ頭いっぱいの討論会でした。
質疑応答は時間がなく、質問用紙からパネリストが抜粋して答えるという形式でしたが、そのなかに、宗教者もがんばっているのに自殺対策のメインストリームに出てこ
正直なところ、私にはあまりピンと来ない質問でした。
一つには全国の宗教者のうち、どれくらいの割合の人ががんばっているのかということ。
(がんばるという言葉は好きじゃないのですが、とりあえず使ってみます)
一部の積極的に取り組んでいる宗教者を見て、全国の宗教者がメインストリームに出るべきだというのは、危険な気がするのです。
もう一つには、「治すぞ!」「減らすぞ!」「防ぐぞ!」という方向が「自殺対策」の基本姿勢だと思うのですが、僧侶が相談活動をするのはそこと少しずれるのではないかということ。
「治っても治らなくてもいい」「防げないのも仕方がない」というと極端かもしれませんが、常識や社会的価値・規範とは異なる姿勢、ある種の「緩さ」が、僧侶ならではの持ち味な気がしますし、相談をしてこられる方も、ガッチリ方向付けがされた「自殺対策」にはない、世の中とはちょっととずれている世界観に居心地の良さを感じてくれているのかしらと思うことがあります。
日蓮宗さんの自死者法要
2月18日に新宿駅西口にございます常圓寺さんを会場に自死者追善法要が催されます。
http://www.eijuin.jp/News/view/1/401
法要は日蓮宗の形式で行いますが、参加者の宗旨は問いません。
必要とする方に情報が届きますように。合掌
日蓮宗自死者法要チラシ26
新聞・雑誌情報
私が参加している「自死・自殺に向き合う僧侶の会」の活動が新聞と雑誌に紹介されました。
新聞の方は、共同通信社からの配信記事なので、各地方紙での掲載とのことで、掲載日・掲載紙ははっきり分かっていませんが、こちらにPDFを添付いたします。
雑誌は、現在発売中の「中央公論」2014年1月号にあります、西出勇志さんが書かれた「『自殺したら成仏できないのか』という重い問い」です。
どちらもメインではないですが、私の名前がちょこっと出ています。
これで生きる・僧侶20131102デーリー東北
仏教ひとまわりツアー
先日(11月9日)、寺ネット・サンガさん主催の「仏教ひとまわりツアー」の会場として蓮宝寺を提供いたしました。
サンガさんは僧侶や一般の方々が交流する場として、さまざまな企画を行っている任意団体。私がお世話になっているお坊さんたちが中心になっているので、頼まれると断れません^^;
http://teranetsamgha.com/
今回のツアーは「お骨の行方」をテーマにお寺をめぐるもので、8月(築地本願寺さん)、9月(八王子延寿院さん)に続く3回目(最終回)が蓮宝寺というものでした。といっても、メインは多磨霊園で、蓮宝寺はあくまで会場(40分ほど法話?もいたしましたが)です。
内容についてはサンガの中心メンバーの吉田さん(日蓮宗永寿院)のHPに上がっていますので、どうぞご覧ください。
http://www.eijuin.jp/News/view/9/378
先月のパネルディスカッション
ここでも告知をいたしました9月1日のパネルディスカッションの記事が立正佼成会さんのHPに掲載されていました。
http://www.kosei-kai.or.jp/news/2013/09/post_2759.html
パネルディスカッションとありましたが、パネラー4名が一人ずつ10分話をして、それについて司会の方がコメントをするというもので、ディスカッションは皆無でした。(ちょっと物足りなかったですね^^;)
2500年前にお釈迦様が「人生は苦」だとして、四苦八苦や「苦」の解決法を説いてくれたわけですが、では2500年経って、その苦しみの一つでも解消されたのかと考えた時、生活は便利になっても、「苦」はなにも解消されていないということを自覚することが大切。その時、人間の愚かさや弱さに気付くことができ、それゆえにお互いに支え合っていくことが可能になるのではないでしょうか、、、みたいなことをお話させていただきました。
寺院と自治体の災害協定
先月、浄土宗学術大会というものが開催され、私も浄土宗総合研究所の研究員として発表したのですが、その発表が仏教専門新聞「中外日報」に掲載されていました。
http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20130926-002.html
私が担当した発表は、横浜市鶴見区と鶴見区仏教会(区内の寺院の連合体)が結んでいる災害時の協定についてでした。
大災害が起きた時に、遺体の安置場所は公立の体育館が指定されているのですが、収容しきれない場合は区内寺院が安置所として施設を提供するというもの。
ただ調べてみると、十数年前に締結して以降、見直しはなく、現在、その協定について知っている人はほとんどいないというのが実状でした。
小学生の時、避難訓練は半分お遊び感覚でしたが、やはり継続して、いざという時の意識を持ち続けることが大切なのでしょう。
同様に災害協定も、締結して終わりではなく、定期的に双方が話し合いの場を持ち、意識を持ち続けることが肝要と思います。


