法要案内カード

蓮宝寺では「法要案内カード」というものを導入いたしました。
昨年まで、回忌法要にあたる檀家さんについては、寺報『信友』に三ヶ月分を掲載していましたが、「もう少し早めにお知らせをした方が良いかな」とか、「個人情報といえば個人情報かな」とか、いろいろ考えまして、個別に『信友』に同封して送ろうと思い立った次第です。
昨年暮れに『信友』をお送りする際に、1年分をまとめて同封いたしました。

カードには、蓮宝寺のご本尊の写真を印刷し、裏面に年回法要に該当する故人様をお書きしております。一年分のご案内なので、ずいぶん先という方もいらっしゃると思いますが、お仏壇の脇などにお飾りいただければと思い、ご本尊様にご登場願いました。
ご本尊の写真なので捨てにくいという場合は、法要の際にお持ちいただければ、こちらで引き取らせていただきます。

カードに法要はしなければならないというものではありませんと書きましたが、法要をしなくても、このカードを受け取った時に、「ああ、おばあちゃんが亡くなって、もうこんなに経つんだ」と亡き方を偲ぶきっかけにしていただければと思っています。

2月19日、浄土宗総合研究所公開シンポジウム「超高齢社会における寺院の役割―介護者に寄り添う」

宣伝の連続で失礼いたします。
こちらも私が少し関わっています、浄土宗総合研究所の公開シンポジウムがございます。
これからの超高齢社会のなかで、寺院はいかに高齢者ケアに関わっていくべきかをみんなで考える良い機会になると思います。
寺院関係者でなくても参加可能ですので、どうぞ関心をお持ちの方はご参加ください。
当日は私もうろうろしています。
詳細は総合研究所ホームページをご覧ください。

2月22日、地域寺院倶楽部シンポジウム「まちに開く、まちを拓く-地域とともに生きる寺院の姿-」開催

私が携わっています大正大学地域構想研究所・BSR推進センターが主催となり、2月22日に地域寺院倶楽部シンポジウム「まちに開く、まちを拓く-地域とともに生きる寺院の姿-」が開催されます。以下に告知をさせていただきますので、是非ご参加いただければと存じます。
詳細はこちらのリンク先をご覧ください。
地域寺院倶楽部シンポジウムチラシ
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お寺にはまちを元気にする潜在力がきっとある。

そんな熱い思いを形にすべく、大正大学地域構想研究所ではBSR(仏教者の社会的責任)推進センターを設置し、2017年3月、「地域寺院倶楽部」をスタートさせました。

日本中の、地味だけれども地道に〈まちを拓く活動、まちに開く活動〉をしている寺院・僧侶を取材する会報誌『地域寺院』を毎月刊行。「あ、これだったら私も真似してみようかな」、「ほかのお寺も悩んでいるんだ」と、会員間でエンパワーし合えるような情報発信をしています。

この度、広く社会へ発信する場として、シンポジウムを以下の通り開催する運びとなりました。『地域寺院』に掲載させていただいた寺院から「開かれた寺院の活動」として事例報告をいただき、その後、より深め、ともに学ぶためにパネルディスカッションを行います。地域社会のため、寺院の活性化のため、何かをしたいと思われているみなさまのご参加をお待ちしています。

登壇されるパネラーのお三方はこんな方!

榎本義法さん(天台宗金剛院住職・群馬県富岡市)
お寺で早朝読書会を開催。
地味ながらも、じわじわと参加者が増え、お寺の活性化に。
そんなに労力をかけず、継続できる活動をお考えのあなたに。

鶴園恭子さん(浄土真宗本願寺派光明寺坊守・宮崎県高原町)
過疎化がすすむ町で坊守さんが見守り活動。
パワフルなバイタリティーでお年寄りや引きこもりの人を元気づけています。
仏間まで入って行ける宗教者の強みを活かしていて、目からうろこ必至!
宗教関係者だけでなく、地域の保健福祉に関心のある方にも超オススメ。

飯島俊哲さん(真言宗智山派海禅寺副住職・長野県上田市)
手作りのお祭り「聖天祭」が定着し、町の人たちのハブに。
住職と副住職の関係に悩む若い僧侶にも参考になること間違いなし!
(海禅寺:http://kaizenji.jp/

パネルディスカッションには、コメンテーターに日本仏教青年会の前理事長、浄土宗雲上寺副住職の東海林良昌さん、立教大学社会デザイン研究所研究員の星野哲さんをお招きいたします。寺院関係者以外の方にもいろいろ興味深いお話が聴けることでしょう。是非、お申込みの上、ご参加ください!