令和3年度施餓鬼会法要ご報告

大変遅くなってしまいましたが、7月11日の施餓鬼法要のご報告です。
以下の報告は、7月27日付けで檀信徒のみなさんにお送りしたもので、ニュースの話題がその当時のものでありますこと、ご承知おきください。
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東京はコロナ第5波が大波となっておりますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。昨年の今頃は、東京で一日200人の感染者で大騒ぎをしていたことを思うと、すっかりコロナに慣れてしまった気がします。

今年もスコールのような大雨が続き、昔とは性質が変わってきたことを感じる梅雨でしたが、今は一転、真夏日が続き、オリンピックの水泳を見ながら、気分だけ水につかって暑さを凌ぐ今日この頃です。

さて、恒例の夏の施餓鬼会法要を7月11日13時よりおつとめいたしました。コロナの状況をふまえて無参拝という形をとりましたが、当日、檀家総代さんをはじめ、8名のご参列をいただきました。

施餓鬼法要では導師はいろいろとすることがあり、昨年、一人でヘトヘトになった経験から、今年は従来のように虎ノ門・栄立院の福西賢雄上人にサポートをお願いしまして、二人でつとめました。福西上人には雅楽(笙)も演奏していただき、厳かにおつとめできたのではないかと思います。

写真のように、いつも通りお塔婆を並べ、法要中、塔婆供養もいたしました。お申込みいただきましたご回向もしっかりさせていただいております。お塔婆は、その日のうちに多磨霊園内各墓所に立てようと思ったのですが、途中から大雨に見舞われ、半分ほどは翌朝に立てさせていただきました。

法要の様子をYouTubeにアップロードいたしました。ご覧になりたい檀信徒の方はこのHPの問い合わせフォームからご連絡下されば、URLをお送りいたします。

目下、秋の彼岸法要をどうしようか、思案中です。私は勤務先の大学で2回のワクチン接種を済ますことができ、9月のお彼岸までには、家族全員接種完了の予定です。しかし、感染状況がどうなるかは未知数のため、当面、お弁当をお出しすることは避けた方が良いかなとは思うのですが、たとえば、ワクチン接種を済ませた方で、マスク着用の上、本堂(2階)と客間(1階)で分散してお座りいただくなどすれば、お参りいただけるのでは?など頭をひねっております。良いアイデアがございましたら、ご助言くださいませ。

まだまだ暑い日が続きます。みなさまも、くれぐれもご自愛くださいませ。

合掌