仏教と自死に関する国際シンポジウム

ずいぶんと更新が滞っておりまして、すみません。
11月6日から10日まで「仏教と自死に関する国際シンポジウム」というものに参加してきました。
6日から8日までは横浜にあります、孝道教団の本部・孝道山にて、国内外の僧侶・仏教徒が各自の自死対策の取り組みの事例報告を行い、私も自死・自殺に向き合う僧侶の会について報告いたしました。
9日は会場を京都・西本願寺に移しまして、もう少し掘り下げた国内外の僧侶・仏教者によるディスッションを行い、10日は龍谷大学・響都ホールにて公開シンポジウムとなりました。
僭越ながら私も登壇者として発言をいたしましたが、海外の事例では精神科医やカウンセラーの方々が仏教徒というアイデンティティを確固としていて、自分の仕事に仏教の智慧や実践を活かしていることが印象的でした。
日本では、僧侶の活動ばかり目立ってしまいますが、在家の仏教徒の方々と手を携えていくことが、活動の広がり・深まりを生むのかなと思った1週間でした。
産経新聞のウェブ版に取材記事が出ておりますので、以下にリンクを貼ります。
http://www.sankei.com/west/news/171124/wst1711240001-n1.html