施餓鬼会法要ご報告

7月に入ってからの第7波の拡大スピードに唖然としてしまいますね。
講師をしている大学でも、この2週間で「濃厚接触者になったので欠席します」、「発熱があるのでオンラインで受けたい」という学生が急に増え出しましたし、身近な知人・親類にも感染者があり、明日は我が身と感じています。

そのようななかで、7月10日の施餓鬼法要を迎えました。第7波の到来に「やはり無参拝に変更すべきか」ということに頭を悩ませるようになりました。最終的には、政府が行動制限の必要なしと言うので、予定通りの開催にいたしました。

第7波を懸念して参列を取りやめる方もいらっしゃるだろうから、10人くらいの参列ではないかという予想もしたのですが、蓋を開けてみますと、28名ものご参列をいただくことができました。コロナ前はお弁当を召し上がっていただくのが通例でしたが、飲食は控えた方が良いだろうということで、今回はペットボトルのお茶とカツサンドをご自宅にお持ち帰りいただく形に変更いたしました。

法話も無参列法要では省略していましたので、2019年9月の彼岸法要以来の2年半ぶり。どうやって話していたのか勘が取り戻せずに、しどろもどろ……。次回はもう少しちゃんと話せるように準備しておかなくてはと反省しております。法要では、お申込みいただきましたご回向もしっかりさせていただき、お塔婆も翌日午前中までに全て立てております。

第7波がいつまで続くのか、秋の彼岸法要を考えると悩ましい問題です。ただ、いろいろと心配は尽きませんでしたが、やはり檀信徒のみなさまにお集まりいただくことは、純粋に嬉しいものでした。できる限りの感染対策をして、今回同様の形式での開催を目指しております。

まだまだ暑い日が続きます。くれぐれもご自愛くださいませ。