細々と毎月開催しておりますライフエンディング研究会も今回で丸2年となりました。
おかげさまで参加者も徐々に増え、多種多様な専門家の方に集っていただいています。
今回は認知症の専門医・研究者の方に「認知症介護と宗教に関する考察」と題してお話いただきました。
参加者の顔ぶれは、葬儀社、石材店、行政書士、僧侶、牧師、保険会社、市議会議員など合わせて13名。
認知症とひとくちにいっても、関わる場面がそれぞれ異なりますので、質疑もいろいろな角度から活発になされました。
個人的には、長年連れ添った伴侶を亡くした方が一時的に認知症の症状を見せることがあるという話にハタと気づくことがありました。(たとえば法事の確認を一日に何度もしてしまう、など)
高齢社会、在宅医療の促進など、今後の地域社会を考える際に、認知症について学び、向き合う必要を感じる研究会でした。