春の彼岸法要ご報告

今年の春の訪れは早く、先週末あたりが多磨霊園の桜の見頃でございました。昼間は薄手のシャツでも過ごせる暖かさですが、夜はいくぶん肌寒さが残っております。季節の変わり目ですので、みなさま、くれぐれもご自愛ください。

さて、今年の春の彼岸法要も昨年同様の無参集という形で3月20日13時よりお勤めいたしました。基本的に無参集ではありますが、檀家総代さんをはじめ、5家族12名のご参列をいただきました。ありがとうございました。

今回の彼岸法要には、例年と比較して、とても多くのご回向・お塔婆のお申込みをいただきました。みなさま、コロナ禍でなかなか墓参もかなわない中、ご先祖様や亡きご家族へのご供養のお気持ちを強く持たれていらっしゃるのではと拝察しながら、心を込めて一霊ずつご回向をさせていただきました。

また、新しい試みとして、阿弥陀さまに色とりどりのお花をお供えしました。(写真の右手前)こちらのお花、実は3輪ずつセロファンで包まれています。法要後、阿弥陀さまからのお裾分けとして、みなさまにお持ち帰りいただきました。コロナ禍では、これまでのようにお弁当をお出しすることもできません。せめて、阿弥陀さまからのお花をご自宅のお仏壇にお供えいただければと考案してみました。

法要後は、いつも通りその日のうちに、お塔婆を多磨霊園内各墓所に立てております。法要後に遅れてお申込みが届いた分については、その都度、ご本尊前にてご回向しておりますので、ご安心ください。

※写真には修正を入れてぼかしておりますこと、ご了承ください。