寺院と自治体の災害協定

先月、浄土宗学術大会というものが開催され、私も浄土宗総合研究所の研究員として発表したのですが、その発表が仏教専門新聞「中外日報」に掲載されていました。
http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20130926-002.html
私が担当した発表は、横浜市鶴見区と鶴見区仏教会(区内の寺院の連合体)が結んでいる災害時の協定についてでした。
大災害が起きた時に、遺体の安置場所は公立の体育館が指定されているのですが、収容しきれない場合は区内寺院が安置所として施設を提供するというもの。
ただ調べてみると、十数年前に締結して以降、見直しはなく、現在、その協定について知っている人はほとんどいないというのが実状でした。
小学生の時、避難訓練は半分お遊び感覚でしたが、やはり継続して、いざという時の意識を持ち続けることが大切なのでしょう。
同様に災害協定も、締結して終わりではなく、定期的に双方が話し合いの場を持ち、意識を持ち続けることが肝要と思います。

彼岸法要が終わりました

9月21日に蓮宝寺の秋季彼岸法要を開催しました。
三連休の初日ということで都内からの道路(高速・一般道とも)が大渋滞で、いつもよりお参りの檀信徒の皆様が遅い到着となり、法話・法要も30分ほど押す形となりました。
それでも、50名を超える方々にお参りいただき、法要を無事に終えることができました。
昨日は、お寺にお参りに来られなかったけれども、卒塔婆供養を申し込まれた方々のお墓に立ててまわりました。
多磨霊園の地図と墓地番号を照会しながら、1時間半ほどをかけて車でまわります。
卒塔婆立てが終わると、お彼岸も完了という気分になります。

検索ワード

ホームページの管理ページを見ていると、どのサイトから蓮宝寺のホームページに来たのかが分かります。
多くがYahooやグーグルの検索結果から訪問されるのですが、検索ワードにはだいたい「お布施」、「回向料」といった言葉が見られます。
特に「浄土宗 お布施」で検索をすると、蓮宝寺が1ページ目に出てしまうようです。
きっと皆さんは目安や定価などを知りたいのだと思いますから、このサイトに来て、ガッカリされていることでしょう。
まあ、しかし、「お布施」はそれだけみなさんの気がかりな問題だということが改めて分かります。