デジタル化による遠隔法要

これだけ事態が深刻になってきますと、法要への参列が不安になるのも無理もありません。無症状が7割とも8割とも言われていますから、感染する不安と同時に感染させる不安もありますよね。

寺では換気、消毒をこまめにおこない、四月からは、当分の間、お茶・お菓子はセルフサービスにしております。

それでも、ご高齢の方や妊婦さんは、法要のために電車で移動するのは気が引けるでしょう。家族だけでなく、親族多数が集まるとなると、会社から自粛を求められている方もいるでしょう。

なので、どの寺院でも、法要の縮小や延期をされる方が増えているようです。蓮宝寺も例外ではありません。

ただ、難しいのが、いつ収束するか見えないところ。そろそろ本格的に遠隔法要の手段を検討しようかと思っているところです。

ズームというアプリを使えば、親族がそれぞれの家からアクセスすることが可能で、法要の中継ができるかな、法要を丸々録画してユーチューブにアップして、期間限定で特定の方だけが視聴できるようにしようかな、とか。まずは、次回の施餓鬼法要、秋の彼岸法要で考えてみようと思います。

いろいろ試行錯誤しながら、この非常事態に対応していきたいと思いますので、みなさまもお気軽にご希望をおっしゃってください。

何よりも、早く、みなさまが安心してお参りいただける状況になることを願っております。

(4月12日、タイトル・本文の一部を改訂しました。)